5月28日、第166回自治労中央委員会がオンラインで行われ、国会情勢報告を含め連帯の挨拶をしました。
 この挨拶の時点では、衆議院総務委員会において「地方自治法改正案」の審議中で与党から採決を求められ、極めて大きな山場を迎えていることなど報告しました。
 その後、衆議院総務委員会は質疑終了後、理事会を再開。緊急事態時に指示権を使うのか使わないのか明確な答弁がされてきませんでしたが、はっきりと使わないことを確認させ、採決に至りました。
 委員会採決は、自公維の修正案に「賛成」、原案(政府案)に「反対」し、賛成多数で可決となっています。
 立憲民主党は、そもそも地方分権に逆行する本改正案には重大な問題があることを再三にわたって指摘し、例えば、国の指示権拡大には最低でも当該自治体との事前協議が必要であるなどの修正を求めましたが、与党は一ミリも譲る姿勢すらありませんでした。
 衆議院総務委員会では、立憲民主党を代表し、大築くれは議員が修正案に賛成、原案に反対の討論を行いました。
 非常に問題のある法案が可決したことは悔しくてなりません。
 重大な問題を含む法案には当然ながら本会議でも反対します。
 そして、舞台が参議院へ送られてきたら、全力で反対の声をあげていきます。数の力ではまだ足りていませんが、おかしいものをおかしいと議事録や今後に検証するための手法としてたたかっていきます。諦めませんよ!
 
▼ 参議院総務委員会
 参議院は、一般質疑が行われました。吉川沙織議員が「定額減税」と「政治資金規正法」の課題を質疑。
 私は3月に質疑した「緊急消防援助隊の手当問題」について、その後の経過確認など要望も含め質疑しました。
 
↓質疑は参議院インターネット審議中継からご覧いただけます(所要10分)
 
 
▼ 北海道農業委員会の要請
 北海道農業会議主催による北海道選出国会議員要請集会が星陵会館で行われました。
 私は委員会のため昼は出席叶いませんでしたが、空知農業委員会連合会主催による懇談会に空知選出議員の皆さんとともに参加させていただきました。
 農業を取り巻く現状はじめ重要なお話を受けました。改めて農業をしっかり守りたいです。