1月24日、能登半島地震の集中審議として、衆議院・参議院の予算委員会が行われました。
 石川県能登地方が地元の近藤和也衆議院議員は、自らも被災当事者でもあり、現地の声として、(1)断水の解消(2)被災者生活再建支援制度(3)仮設住宅(4)棚田、漁業の再生(5)中小企業等グループ補助金(なりわい再建支援事業)等について、政府の見解を質しました。
 近藤議員は被災者の生活再建に向けて支援の拡充を求めたのに、共済とか保険と答弁する総理…近藤議員は被災者にとって酷な言葉ですよ、被災者に思いを寄せてほしいと訴えました。
 また、新潟県選出の打越さく良参議院議員は、復興交付金や液状化対策の補助率引き上げなどを東日本大震災や熊本地震等と同等にすべきと迫りましたが、総理からは「心配しなくて大丈夫」と被災地に寄り添ったメッセージが出されなかったのは残念です。
 熊本地震も北海道胆振東部地震も自治体がなぜ個人負担を求めなかったか、ということを正面から捉えていないのではないかと、どう考えても今回も速やかに決めればいいのに。
 質疑によって前向きな答弁もありましたが、まだまだ課題は山積、引き続き政府に対し要望していきます。
 
▼ 国会解説2024 ライブ配信
 24日19:30~ 衆参両院の予算委員会での質疑のダイジェスト動画を流して解説しました。
◯解説
杉尾秀哉 議員
山井和則 議員
◯質疑者
泉健太 代表
近藤和也 衆議院議員
杉尾秀哉 参議院議員
打越さく良 参議院議員