12月13日、第212回国会が閉会しました。
立憲民主党は、会期末の今日、衆議院に「岸田内閣不信任決議案」を提出。泉代表が趣旨説明で不信任の理由を以下のとおり述べました。
・国民の願いに真っ向から反し策定も遅い経済政策
・現行の健康保険証の来秋廃止など「聞く力」を失い、当たり前の判断ができなくなっている
・緊要性を欠く内容が含まれる補正予算など、財政民主主義が壊れるのを看過できない
・突然の「所得税・住民税減税」、人気取り減税を強引に進めた
・岸田政権が正当性を失った最大の問題「派閥パーティー裏金問題」
あまりにも滅茶苦茶です。
数の力では不信任決議案は否決されたものの、他の野党にも賛同いただき、岸田政権にNOを突きつけることができたのは成果です。
国会は閉じたものの、引き続きまっとうな政治をめざし行動します。
▼ 会派 内閣・総務・厚労部門/党デジタルPT・マイナンバー在り方検討PT合同会
昨日公表されました「マイナンバー情報総点検本部の最終報告」を政府からヒアリングしました。
出席議員からも多くの意見が出されました。政府は説明になっていません。
特に、岸田総理は来秋の健康保険証廃止を予定どおり決定するとしていますが、国民皆保険制度を守るためにも健康保険証は併用すべきです。
▼ 参議院委員会、本会議
午前中は、総務委員会、地方創生デジタル特別委員会、決算委員会で会期末処理(閉会中審査や委員派遣)、会派議員総会、本会議が行われました。
旧統一教会被害者救済のための法律案に対し、牧山ひろえ議員が賛成討論、学問の自由や大学自治に政権が介入できることとなる国立大学法人法改正案に古賀千景議員が反対討論をしました。
▼ 自治労東京都本部西北地域協議会
第14回定期総会に出席しました。総会終了後の記念講演として国政報告を行いました。第212回国会において成立した法律等の問題点、内閣不信任決議案をめぐる情勢などお話しさせていただきました。