今国会の終盤は参議院の審議としては異例の異例といった日程でしたが、本日12月10日、第210回国会が閉会しました。
 旧統一教会の被害防止・救済に向けた新法は、政府・与党は当初つくろうとしていなかったゼロからのスタートでしたが、立憲民主党は単独で被害当事者や支援弁護士等から話を聞き、議員立法づくりを進め、その後、維新と共同で衆議院へ提出。当初は新法をつくる気がなかった政府・与党をリードし、立憲・維新・自民・公明の4党協議で少しでも良いものとするため取り組んできました。
 法案が提出された後も問題を追及し、数の上では少数派ながら修正に取り付けることができました。
 まだまだ救済としては不十分ですが次につなぐためにも私たちは賛成しました。これで終わりではなくここからスタートです。
 17時からの参議院本会議では、障害者総合支援法改正、C型肝炎給付金支給特措法改正、民法改正(摘出推定見直し等)、PFI法改正、地方自治法改正(議員の請負規制緩和等)、消費者契約法改正・法人寄附不当勧誘防止法(いわゆる旧統一教会被害者救済法)の採決が行われ、立憲民主党はすべて賛成し、可決・成立しました。


▼ 連合福井の女性と意見交換
 連合福井の男女共同参画推進委員会・地協女性委員会と女性国会議員の意見交換会に参加しました。
 当初は国会見学と合わせて対面を予定していましたが、国会日程やコロナによりオンラインでの土曜日開催となりました。女性の政治参画などグループワークしています。


▼ 自治労現業評議会
 第2回全国幹事会の冒頭にご挨拶の機会をいただきました。賃金は低く抑えられ、民間委託等により人員削減がされてきましたが、地域住民の暮らしを支える現場力は重要です。引き続き国政で訴えていきます。