8月5日、今日は、新型コロナウイルス感染症の新たな患者が初の15,000人超えと過去最多となりました。国会は、コロナ関連の閉会中審査を行い、私はWEBで傍聴していました。厚労委員会は2時間、議運は約40分間と短く、菅政権の審議を避ける姿勢、感染症対策に向き合おうとしていない姿勢は明らかです。
 また、 立憲民主党新型コロナウイルス対策本部/会派厚生労働部会・文部科学部会合同会議はZoom参加し、政府ヒアリングに参加しました。

▼ 参議院厚生労働委員会
 立憲は石橋・川田議員が質疑に立ちました。
 一昨日から問題としている患者の入院を制限し、重症者以外は原則自宅療養とする方針ですが、田村大臣が答弁を変えました。「中等症は原則入院」とし、説明が足りなかったと軌道修正の答弁をしていました。しかし、自治体へ発出した事務連絡はそのようには読めません。不安を解消するためにも修文すべきです。

▼ 議院運営委員会
 衆・参ともに、「まん延防止等重点措置」の適用地域に福島、茨城、栃木、群馬、静岡、愛知、滋賀、熊本の8県追加の報告と質疑が行われました。
 衆議院では、小川議員が「なぜ総理が、重要な議論の場にいないのか。国会を閉じている場合じゃない。一刻も早く臨時国会を開くべき。」と追及しています。
 参議院では、森本議員が「広島県知事が蔓延防止等重点措置を求めているのになぜ指定しないのか、現場の声を聞くべきだ。」「今までとフェーズが変わっている。誤ったメッセージになるのではないか。」と西村大臣に質しました。また、「9月以降のワクチン供給量の情報がないことから自治体が困っている。早急に情報を出すこと。」と強く要求し、地元の声を基にした気迫ある質問をされていました。

▼ 立憲民主党新型コロナウイルス対策本部/会派厚生労働部会・文部科学部会合同会議
 以下の4点を政府からヒアリング。
① 緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の新たな適用
② 全国の感染状況及び感染防止対策等
③ 東京2020オリンピック競技大会の感染防止対策等
④ 中等症患者の療養・治療体制等