4月27日、今日も以下の通り活動しました。

【参議院内閣・総務委員会の連合審査会(合同での審議)】
 「デジタル関連5法案」の審議でしたが、平井大臣の答弁を聞けば聞くほど疑問が生まれます。
 いったい誰のためのデジタル化なのか?政府が掲げているデジタル化は法案を見ても答弁を聞いても、国民の利便性は感じられない中途半端なものにも関わらず、個人情報保護は緩くなるという問題だらけです。これでは国民が求めているデジタル化とはならないのに、見直しは早くても5年後…どうせやるならもっと内容を詰めて意味のあるものにすればよいのに…。

【参議院総務委員会】
 「地方公共団体情報システム標準化法案」の趣旨説明が行われました。質疑は次回です。現場と住民目線で質問を考えます。

【自動車産業の未来を考える会議員連盟の議員立法作業チーム会議】
 モビリティ・エコノミクスに向けての議論です。脱炭素社会に向けての転換は必要ですが、消費者・労働者・地域に関わる課題なので色んな方のお話しを聞きながら進めることになります。
 ハイブリット会議でしたが、この真ん中にある360度カメラが一体となっている集音マイクを初めて見ました。お話している人を自動で感知し、カメラが動きます。

【会派法務部会・多文化共生PT合同会議】
 名古屋入管収容外国人の死亡事案を法務省からヒアリング。第三者委員会の委員名簿の提出がなぜできないのか?委員も明らかにできないのに客観性が保てるのか?中間報告と言いながらも入管庁に不都合な記述が入っていないのではないか?と追及しています。

【法務部会】
 名古屋入管で亡くなった女性のご遺族とオンラインによるヒアリングが行われました。
 ご遺族は「なぜ死に至ったのか」「スリランカ政府から長時間苦しんだと聞いたが、なぜ適切な治療が施されなかったのか」「今後はちゃんとした制度をつくり犠牲になる人をなくしてほしい」と話していました。
 こうした不幸が起きたことはとても悲しく、心が痛いです。
 改めて、こういうことが二度と起きないように入管法を改正しなければなりません。政府が現在、提出している入管法改正案では、まったく解決しないし、むしろ悪くなる恐れがあります。

 なお、参議院の厚生労働委員会は、「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案」に関する参考人質疑が行われました。自治労から福井衛生医療局長が参考人として意見を述べ、その後、議員から質疑を受けました。福井さんが緊張してる中、後ろの傍聴席に江崎孝議員が見守っていました。