4月11~13日、奈良県を訪問しました。

1日目は、奈良県十津川村職からスタートし、五條社協労、五條市職、宇陀市職労、橿原市職労、高取町職労、生涯財団労を訪問し、人材を確保するためにも処遇改善が必要なこと、指定管理者制度の問題点、教育予算の確保を求める声など、様々な意見をいただきました。
また、東吉野村では古民家を改装して小規模居宅多機能介護事業を行っているNPO法人を見学させていただきました。高齢化率が50%を超えている地域の高齢者の暮らしを支えるため、多岐にわたる活動をされている現場のお話を伺いました。在宅で暮らしていきたい、地元で暮らしたいという高齢者を支えるためにも、介護報酬など持続可能な社会保障制度をめざします。

2日目は、奈良市従、勤福C労、奈良広域消協、香芝市職労大和高田市職、全国一般おおやまと、市町村共済労を訪問しました。大和高田市職では退職者会の皆さんと年金などの社会保障制度や労働者派遣の問題について意見交換を行いました。
また、障害福祉サービス事業を行っている社会福祉法人ひまわりを見学しました。障害者支援のための予算確保、平和で穏やかに暮らせる社会、政策制度に当事者や現場の意見を反映できる環境を望む声をお聞きしました。誰もが安心して暮らせる社会には大事なお話をいただきました。

3日目は、自治労奈良県本部青年部女性部と一緒にメーデーに向けたグッズを作成しました。今では、男性の子連れ参加はごく当たり前に。性別による偏った役割分業意識が徐々に解消されてきたことを感じ、嬉しく思います。