地方税法、地方交付税法改正案の審議が近づいているので、3月10日は質問準備の日にしました。
定額減税は、わかりづらいし、効果も疑問です。「低所得者の給付金」と「定額減税」のはざま(定額減税しきれないと見込まれる方)への「調整給付」は、さらにわかりにくいです。
なぜ行政がこんなに雑な制度にしたのだろうか…と考えると、結局、岸田政権が増税メガネ(増税批判)を小手先で誤魔化そうとしたから、雑でわかりにくく、いびつな制度設計にならざるを得なかったんだろうと想像してしまいます。官僚も不本意でしょうね、こんな設計せざるを得ないなんて、と同情の気持ちがわいてきます。
しかし、これに付き合わされる国税担当職員、自治体の税務や給付担当の職員、官民問わず給与担当者、フリーランスや個人事業主の事務負担やシステム改修費用も考えると、改善に限度があるものの怒りをもって質していかねばなりません。