2011年3月11日午後2時46分、最大震度7の地震が宮城県を中心に発生。地震、津波、そして、原発事故。
あの時、私は北海道でも長い揺れを感じ、テレビをつけると津波警報が出され、衝撃的で眼をそむけたくなる映像が流れていたことを思い出します。
東日本大震災から13年を迎えました。
東日本大震災で犠牲となられた方々に哀悼の意を表し、心からご冥福をお祈り申し上げます。また被災された全ての皆様にお見舞い申し上げます。
今も課題はなお残されています。
昨夜9時からのNHKスペシャルは、自治体職員の証言による東日本大震災でした。
13年前、懸命に救助や行方不明者の捜索を担った消防職員、多くの遺体を前に搬送や土葬の対応を迫られた職員、自らも被災しながら被災者と向き合い支援をした職員、病院の燃料確保という重責を背負った職員など、様々な葛藤をインタビュー形式で放送していました。
発災直後や数年経ってからも悩みを聞いてきたことと相まって、見ていてとても辛かったです。
しかし、こういった証言を聞き、今後の防災対策として取り組んでいくことは重要です。
原発事故についても風化させるわけにはいきません。委員会質疑が落ち着いたら、久しぶりに今井照先生著の自治体の証言を読み返したいと思います。
改めて、被災者と被災地に寄り添い、息の長い支援を政府に求めるとともに、防災・減災に努めてまいります。