私は市役所で働くことが好きでした。何かめだつような事業に携わることも、自慢できる仕事をしたこともありませんが、市役所に携わることができて良かったです。理由は、市役所が地域の住民を支える大事な職場だと思うからです。
しかし、職員の頑張りが正当な評価を受けていないと感じることがあります。行財政改革の名の下、人員削減、民間委託の推進、増加した非正規労働者は低賃金で働かされ、コスト面が優先される割には国から市町村移行の事務は増え続け、いまや職場は疲弊しています。住民を支える側である職員にゆとりがありません。
地域には、「子どもが安心して過ごせる環境」や「医療」「介護」など、さまざまな公共サービスを必要とする人がいます。少子高齢化や人口減少が切迫しているからこそ公共が求められています。このままでは地域公共サービスは支える側が潰れてしまい、崩壊してしまうのではないかと危惧しています。
支える側の労働者が報われる社会、「イキイキと働くことができる環境づくり」とするためにも、統一自治体選挙に理解ある人をみんなで応援しましょう!