先日、大阪府内の単組を訪問しました。大阪は今年、6月に大阪北部地震、7月に西日本豪雨、9月に台風21号と続いて自然災害を被りました。とくに台風21号の被害は大きく、強風により建物の中にいても揺れたり、建物がきしむ音がするなど凄まじいものであったとお聞きしました。
そのような甚大な災害を受け、見えてきた課題がいくつかあります。住民の生活を支える公共サービス職場で働く労働者の労働安全衛生対策をはじめ危機管理体制の課題です。災害ごみの中には、古い建築資材が紛れていることもあり、吸い込むと危険なアスベスト(石綿)が含まれている場合もあります。しかし、清掃労働者に対してアスベスト対策の安全配慮が徹底されていないという実態があります。日頃から災害時の対応マニュアルを作成するなど労使での対策も必要ですが、労働者を守るための法律改正をすすめていくことが必要です。労働者目線の政治を実現するためにも頑張ります!