3月28日、参議院での新年度予算案の審議は、本日、締めくくり質疑を終えました。採決は週明け月曜日の予定です。
午前中は、予算委員会の集中審議の応援傍聴をしていました。
立憲民主党は、水岡俊一参議院会長が自動車に対する米国の関税問題から始まり、旧統一教会解散命令を受け被害者救済に向けた財産保全問題、そして、教員不足の原因となっている教職員の働き方改革を総理に質しました。
続く川田龍平議員は、有機給食、物価高対策、PFAS問題を質疑。PFAS、PFOSをめぐっては不透明な政府の動きを指摘しました。命に関わる問題です。
そして、吉川沙織議員は「就職氷河期問題」。
退職金課税をめぐって3月5日の答弁とその後の答弁に差異が生じていると指摘。
また、通勤手当は非課税なのに、社会保険料の算定には含まる問題を指摘。論理的な詰めに総理も思わず「精神的に追い込まれていますが…」と答弁させたり、「難しい…」と呟かせる鋭さ。
氷河期世代の住宅問題も取り上げました。
午後の再開時に、政治とカネの問題をめぐり、自民党旧安倍派幹部の世耕前参議院幹事長の参考人招致について、全会一致で議決しました。
そして、午後3時頃から締めくくり総括質疑。
小沼巧議員は、石破総理が強力な物価高の対策として必要十分な予算案だと認識していることについて、矛盾を指摘。
杉尾秀哉議員が総理の政治姿勢はじめ二転三転の混乱を指摘しました。

