11月4日、機関紙「じちろう」の企画で佐賀県基山町に行ってきました。
三連休のなかびであるにも関わらず、基山町職と佐賀県本部の皆さんに快く準備とご対応いただき、深く感謝申し上げます。
▼ ご当地給食
基山町の学校給食で大人気の「鶏のレモン煮」や基山産のマコモダケを使ったメニューを給食部会の組合員の皆さんと食べながら対談しました。
50年前から提供しているご当地メニューで学校給食から郷土料理になった、といっても過言ではないです。(保育給食・学校給食で食べた子が大人になってから居酒屋メニューにしていたり、町外に転出した人が帰省した時に食べたいとリクエストするメニューになっているので、これはもう郷土料理と言っていいでしょう!)
調理員や栄養士の皆さんが子どもに安全で食べやすく美味しい給食を提供するために一生懸命つくっていることがわかります。
しかし、現業職員の採用抑制により継承が危ぶまれています。子どもを中心に考え、質を守るためにも給食調理に予算を確保することが重要です。
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▼ 他世代食堂
松田一也 基山町長、重松一徳 基山町議会議長の案内で「他世代交流センター憩の家」を見学しました。名前のとおり、子育てスペース(キッズルーム)や高齢者向けのお風呂や多目的室などがあります。
お伺いした日は、タイミング良く月一回の「他世代食堂」が行われおり、子どもから高齢者まで多くの方々の賑わいを感じました。
フードバンクも人気のようです。
▼ 保育所の課題
保育園で働く組合員から「保育士の処遇改善は現場の声を聞いてほしい」と切実な声をいただきました。
岸田政権が「こども誰でも通園制度」を打ち出していることに対し、保育現場の皆さんは不安を強く感じています。今でさえ多忙な状況な中、保育士の数を増やさずに受入れ人数を増やすことへの危機意識です。
安全な保育環境の整備のためにも、保育士の配置基準の改善が優先課題です。