3月22日、今日は参議院予算委員会(一般質疑)が行われ、立憲民主党からは、私、岸真紀子⇒田島麻衣子議員⇒横沢高徳議員が質疑しました。
私の主な質疑は3点。①松野官房長官に「岸田総理のウクライナ訪問の経過と危機管理」、②高市大臣・松本総務大臣に「放送法の政治的公平をめぐる問題」、③後藤大臣・小倉大臣に「公的セクターで働く労働者の賃上げ」を質疑しました。
珍しく追及型の質疑です。高市大臣の問題は政治介入に加担しているにも関わらず、保身のために総務省職員をねつ造呼ばわりしている問題を小西議員に続いて質しました。
これは、2014年11月から2015年5月12日まで磯崎元総理補佐官が政権に都合の悪い放送をする事業者を揺さぶるために法の解釈を捻じ曲げようと総務省へ圧力をかけ、実際に自民党議員に委員会で質問させ、総理案件として高市大臣も関わっていたことが記された文書(政治介入の一連の動きが記された文書)が明るみとなっています。
高市大臣はこの間の予算委員会で総務省の公文書を「ねつ造」と強い言葉で答弁し、自分は知らなかったと言っています。しかし、本日確認したところ、当事者である総務省職員は高市大臣がねつ造だと言った2015年5月12日の大臣レクは行われた、記録にあるようなやり取りを行ったと証言しました。答弁の信用性に欠けています。行政が歪めれていることは質していかなければなりません。
公的セクターの賃上げは、2021年度第3次補正予算から継続している「看護・介護・保育等の処遇改善」にも関係しています。
本日確認したところ、実際に補助金対象としたのは保育で86%、学童保育69%とのことでした。賃上げすると言ったのであれば、すべての事業所、すべての労働者が引上げとなるよう求めます。