3月10日、今日の予算委員会は、2本立てで、午前は一般質疑、午後は総理入りの集中審議が行われました。
 私は午前の一般質疑で初めての予算委員会質疑をしました。他の委員会は答弁を含む持ち時間ですが、予算委員会は片道方式(答弁の時間は含まない)です。片道方式だと質疑時間は3倍で予定するのですが、前の質疑者が早く終わったので、25分ぐらい予定より質問が早まりました。
 片道方式、かつ、大臣を5人答弁者としたということもあり、前半は緊張しました。取り上げた課題は大きくいえば2つ、「原子力問題」と「女性を取り巻く課題」です。
 とくに時間をかけたのは、東京電力福島第一原発事故に伴うALPS処理水の問題です。政府は来年4月から海洋放出すると決めましたが、理解は進んでいません。タンク保管を続けるべきです。
 また、ALPS処理水の安全性だけを強調したチラシが教育委員会を通さずに学校へ配布された問題も取り上げました。チラシの内容では説明が不十分なので撤回を求めました。
 萩生田経産大臣、末松文科大臣、西銘復興大臣もチラシが不十分であったこと、手続きに問題があったことは認めましたが、撤回はしないという答弁に残念でなりません。
 後藤厚労大臣と野田内閣府特命担当大臣には、非正規労働者問題や性別役割分業意識、DV対策など質問しました。
 明日は、横沢たかのり議員が質問します。
◇ 質疑は参議院インターネット審議中継でご覧いただけます。
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▼ 国会解説2022
 夜は、YouTubeとツイキャスで予算委員会で行った質疑の動画(ダイジェスト)を基に解説をしました。ライブ配信だったのでドキドキでした。初めてのことが多い一日でした