【国会情勢】
 さて、国会は会期末も近づき緊張感があります。与党に会期延長を申し入れたものの、応じられないとの回答を受け、4党は、内閣不信任決議案を明日15日に提出することで一致しました。
 参議院も内閣委員会で審議中の重要土地利用法案の採決を参考人質疑の後に行おうとしたことから(※参考人の意見を踏まえ法案の質疑を行うのが通例であり、かつ、私権に関わる法案なので審議をもっとすべきもの)、内閣委員長の解任決議案を提出しました。

▼参議院政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会
 差し替えで出席しましたが、いわゆる「コロナ療養者の郵便投票法案」の審議が行われました。この法案はコロナによる自宅・宿泊療養者に郵便投票を可能とするものですが、公布後5日で施行と周知期間が短く公平性に欠く恐れ、保健所等の負荷・混乱を招く恐れがあります。
 また、郵便投票はこれまでも障がい者等から拡大を求める声がありますが、過去に郵便投票による不正問題が多かったこともあって拡大はされてきませんでした。
 「投票権は大事」ですが、様々な問題が払拭されていないので立憲は「反対」しています。しかし、賛成多数で可決…懸念点は10項目の附帯決議をつけています。本会議で採決されれば都議選から導入となります。

▼ 立憲民主党ジェンダー平等推進本部
 コロナ禍におけるジェンダー平等について、連合女性中央執行委員との意見交換会を行いました。
 非正規雇用問題をはじめ、エッセンシャルワークに女性が多いためテレワークにおいても男女格差が生じている、給付金が個人へ届くスキームを求める等のご意見をいただきました。

▼ ミャンマー民主化支援議員連盟総会
 役員の一部変更と今後の議連活動について協議、その後、国会決議やNUGとの共同声明文に関する政府の対応など、外務省や入管庁、JICA、JBICからヒアリングを行いました。

▼ 立憲民主党ワクチンPT
①厚労省から「新型コロナウイルスワクチンの副反応状況」、②自治労から「ワクチン接種業務の課題」をヒアリングしました。
 接種後に死亡した事案や副反応の疑い報告が増えていますが、副反応部会によるワクチンとの因果関係ははっきりしていません。政府にさらなる説明を求めました。
 自治労からの課題はここには記載しませんが、混乱解消や解決に向けて取り組んでいきます。