3月13日、福島県浜通り北部の飯舘村職労、南相馬市職労、相馬市職労、新地町職労を訪問しました。
震災から8年。インフラ整備は進みつつも、高齢者の健康支援などソフト面の震災業務やセレモニーなどのイベント対応といったこともあり、過重労働が続いています。育児や介護と仕事の両立が難しく働き続けることに不安を抱えている女性組合員が多いというアンケート結果も出ています。他自治体からの応援職員が3月末で終わるところもあり、さらには新規職員採用と予定していた方が辞退するなど、新年度からの体制維持への不安の声もお聞きしました。病院職場では人手不足で時間外労働が多い状況ですが、経営面を理由に職員数を増やしてもらえず疲弊しています。住民を支える側である職員の処遇改善が必要です。
また、施設の建設といったインフラ整備の今後の維持費用などの課題についてもお話を聞きました。現場の声を国に届けることが重要です。