6月7日、今日は以下のとおり活動しました。
▼ 参議院決算委員会
締め括り総括質疑で総理はじめ閣僚出席、NHKのテレビ中継入りで行われました。
水岡参院会長は、「緊急事態措置が長期化し、多くの国民が不安を感じている中、東京オリンピック・パラリンピックを来月23日から予定通り開催するのか?」と菅総理に判断を迫りましたが、「国民の命と健康を守るのは内閣総理大臣としての私の責務だ」と答弁し、開催の責任問題への明言を避けました。
また、「東京オリンピック・パラリンピックの学校連携観戦プログラム(児童・生徒らが大会を観戦するために低価格でチケットを用意するもの)は、子どもたちの感染リスクを高めるのではないか」と強く抗議し、萩生田文部科学大臣は有識者会議で議論・検討していく考えを示しました。
福山幹事長は、五輪問題をはじめ、緊急事態宣言(6/20まで)について「20日が解除か延長かもう1回決める時です。6月の16日に国会が閉会します。いつそれを決めるつもりですか?」と質問しました。菅総理は「状況を見ながら判断する」とこれまた明確な答弁を避けています。
また、国は水際対策を強化していると言っていますが、4月5月に既に入国している五輪関係者のうち陽性者が出ていることを指摘し、感染防止や対策基準を提示していただくように求めました。
最後に、「LGBT法案を今国会に提出し、まとめること」を菅総理に求めましたが、「指摘の法案は議員立法であり政府としてコメントは差し控える」と消極的な答弁しかありませんでした。
▼ 会派総務部会
放送行政における外資規制違反や総務省の接待問題等に関する「情報通信行政検証委員会の結果報告書(第一次)」等を総務省からヒアリングしました。
東北新社の外資規制違反を認識していながら承認認可申請を追認し、行政がゆがめられたとの指摘を免れないとの報告です。今日も各議員から質疑がされましたが、未だ不明点があります。
明日の衆議院総務委員会は、この問題の集中的一般質疑です。松尾議員、岡本議員、神谷議員が質疑に立ちます。