6月5日、今日の参議院本会議は、政策評価実施状況等総務大臣の報告を受けた後、質疑が行われ、共同会派からは吉川さおり議員が登壇しました。
吉川議員は、行政監視について、与野党関係なく良識の府である参議院の役割を果たしていく重要性を掲げ、黒川前検事長や公文書の問題など政府に対する疑念を質しました。
可決した法律は8本。復興庁設置法改正、電話リレーサービスに関する法、著作権法改正、あおり運転等処罰に関する法改正、金融サービス提供に関する法改正、個人情報保護法改正、電気事業法等改正、そして、社会福祉法等改正です。
最後の「地域共生社会の実現のための社会福祉法の一部を改正する法律」は、共同会派から田村まみ議員が「反対討論」を行いました。介護福祉士養成施設の卒業者への国家試験義務付けの経過措置を、さらに5年間延長するという今回の法改正は、介護従事者の地位向上や処遇改善を妨げる懸念があります。
本会議後、2ヵ月ぶりに葬儀で北海道へ。コロナの感染拡大防止のため、葬儀前の焼香ではありましたが、故後藤森重さんのお通夜に参列させていただきました。改めて先輩の大きさを感じるとともに、後輩として遺志を継ぐ強さを持たなければなりません。
心からご冥福をお祈り申し上げます。