2月10日、自治労福岡県本部の病院集会に参加しました。医療現場では、育児などの時短勤務の制度はあるものの、人手不足と忙しさから利用しづらい環境にあります。また、公立病院は若手の賃金が低いため、年齢層のバランスが悪く、将来的にノウハウの継承が心配されること、経営難から診療報酬の加算を得るために看護師が記録をとることに追われて医療ケアにかける時間が限られてしまっているもどかしさなどの現状をお聞きしました。労働条件の向上、病院経営を安定するためにも、地方交付税をはじめ財源確保や、診療報酬の改定などの制度設計に現場の声を反映していくことが必要です。
その後、福岡県消防行政研究会の川中会長にご同行いただき、県北ブロックの中間市消防改善推進委員会、直方市消防職員協議会、田川地区消防職員協議会、行橋市消防行政研究会、京築広域圏消防本部職員協議会を訪問しました。交代制勤務や体力的なことから定年延長への不安、パワハラ予防や対策などの意見交換を行いました。こういった課題を解決するためにも消防職員の団結権回復を求めていきたいです。
住民の命を守るためにも、医療・消防職員が生き生きとして働くことができる環境をめざします。