8月15日、お盆に伴う帰省も今日までです。
市内で挨拶まわりをさせていただきました。全てまわりきれなかったのが大変心苦しいですが、別な機会に伺わせていただきたいと思います。
今日は久しぶりに岩見沢市職へ行ってきました。
市職の事務室で正午を迎え、館内放送を合図に黙とうを捧げました。
岩見沢市立図書館には「戦後80年 戦争と平和を考える」コーナーが特設されていました。読んで知ることは大事です。
以下、長文になりますが、お読みいただければ幸いです。
~戦後80年に思うこと~
私は1976年生まれ、戦後に生まれました。
すでに平和な時代。
太平洋戦争を含む第二次世界大戦はとても昔の話のように子どもの頃は考えていました。
しかし、戦後80年を迎えた現在に思うと、1945年8月15日から31年しか経っていなかったんだと実感します。
私が子どもの頃は、戦争体験を教えてくれる大人がたくさんいました。
祖父は戦争が悪化してから徴兵され、1945年8月5日にインドネシアのセレベス島(現在のスラウェシ島)で戦死しました。
毎年8月になると、浜頓別町から祖父の戦友がお参りに来てくれ、祖父や戦地での状況を話してくれました。
その部隊では、誰が戦死しても生き残った人が遺族に状況を伝えようとみんなで話していたそうです。
とはいえ、毎年300kmも離れているのに来るのはなかなかできることではありません。
「なぜ来てくれるの?」と聞いたら、「それが残された者の責任」と言われました。
仲間を目の前で失い、生き残った苦悩を垣間見たこと、戦争の悲惨さと二度と戦争をしてはいけないという大人の声を今でも覚えています。
私も戦争を知らない世代ではありますが、国会議員の一人として、なぜ凄惨な道へ進むことになったのか、戦争を止められなかったのか、あの時代何があったのかなど、知ろうとする努力を続け、二度と戦争をしないために行動していきます。
また、国内だけではなく、憲法前文にある「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利」を守るためにも務めたいと考えます。

