11月29日の本会議は、内閣総理大臣の所信表明演説の聴取でした。
「地方創生2.0」という言葉が使われましたが、地方創生交付金は倍増すると言ったものの、中身は変わらない内容でした。
地方に人が住み続けるためには、新しいものを生み出すだけではなく、今あるものを持続可能にすることが必要です。
例えば、第一次産業や人が重要なのに、農業に関するものは具体策のない4行だけ、教育は1行ちょっと、公共交通に至ってはゼロ…非常に残念です。
地方創生の議論を行う委員会が開かれた際は、この点をしっかり質していきたいと考えます。
▼ 再審法改正に向けた勉強会
えん罪被害者のための再審法改正を早期に実現する議員連盟幹事長の逢坂誠二衆議院議員からの声かけで勉強会に参加しました。
以前にも講演いただいた鴨志田弁護士 (日弁連 再審法改正実現本部 本部長代行)と、袴田巌さんの再審と釈放を認める決定を出された元裁判官の村山弁護士から「えん罪は国家による最大の人権侵害。運用は限界があり法改正が必要」といったお話しを受けました。