17日にジュネーブ発のエールフランスでシャルル・ド・ゴール空港を経由し、18日18時40分に羽田空港に到着。
待ち時間も含めると20時間以上の移動でなかなか大変でしたが、無事に着いて良かったです。
自民党会派から参加された吉井章参議院議員を団長に二人で無事ミッションを終わらせることができ、ほっとしています。
今回のIPU会議は、衆議院が解散で不在となり参議院のみでの派遣。
イスラエル、パレスチナなど中東情勢もあり、事務局いわく、いつもとは違う様子だったそうです。
相手国が主張する時は各国が連携し集団で退席したり、机を叩いたり、激しく反論したり。
日本国会に賛同してほしいとどちらの立場からも熱心なロビー活動が行われたり。子どもや女性など市民の命が奪われている現実を身近に感じるとともに、対立や分断を生々しく体験しました。
日本国会が賛成したフランス、英国、ドイツ、オランダ、カナダ提出の「国際平和、正義及び持続可能性のための多国間主義への回帰を求める国連事務総長の緊急要請に対する議会人の対応」が緊急追加議題として採択されました。
引き続き即時停戦を求め行動します。
また、地球温暖化対策などCOP29に向けた討議、AIによる民主主義、人権及び法の支配への影響などの討議に参加するなど、貴重な経験をさせていただきました。
ジュネーブの気温は心地よい秋といったところ。時間なく堪能はできませんでしたが、石畳は綺麗でした。