4月9日~11日、福岡県本部の単組を訪問しました。

4月9日は志免町職労、粕屋町職労、県職労北筑前支部、篠栗町職労、久山町職労、古賀市職労、福津市職労、宗像市職労を訪問し、女性や若者が働きやすい職場とするための政策や制度について意見交換しました。

また、「福岡総支部政治学習会」では、私の近況報告と川崎俊丸県議、原中まさし県議から活動報告あり、学習会の参加者からは、自治体で働く臨時・非常勤等職員の雇用不安やフルタイムとパートタイムによっても異なる待遇の課題、自治体から委託を受けている民間企業で働く労働者が契約期間の満了によって雇用不安が生じていることなどのご意見をいただきました。

4月10日は岡垣町職労、芦屋町職労、水巻町職労、県職労北九支部、中間市職労、北九州モノレール労組、北九州市労連、北九州交通労組、芦屋競艇労組、中遠広域職労、遠賀町職労を訪問し、意見交換しました。

岡垣町と中間市では退職者会からも参加していただき、長年組合運動をしてきたからこそ今の野党に対するご意見や政権交代を見据えながら政策の実現にむけて取り組んでほしいという激励を受けました。

遠賀郡連の学習会では「いつまでも今の熱い気持ちを忘れないでほしい」と声をかけていただきました。

4月11日は大野城市職労、春日市職労、太宰府市職労、筑紫野市職労、那珂川町職労、県職労筑紫支部、糸島市職労を訪問しました。また、自治労福岡県本部「単組代表者会議」と「筑紫総支部意見交換会」に参加しました。

市町村合併時に作られた10年間の定数計画によって職員数が減らされてきた自治体では、過重労働が問題となっていました。家族の介護と仕事を両立することができずに定年前に退職する職員が増えてきていること。自分の子どもと一緒にいる時間をたくさん持ちたくても残業が慢性的になっているため難しい状態にあることなどのお話をお聞きしました。筑紫総支部管内では、人口の増加により仕事量が増えていますが、職員を増やしておらず、全国の類似団体と比較しても人口当たりの職員数が少ない状態にあること、結果として公共サービスの低下につながるのではないかという危惧を持っているというお話を受けました。ワーク・ライフ・バランスの確立や地域に必要な公共サービスを確立するためにも、こういった現場の実態を訴えていきたいと思います。

三日間ご対応いただきました福岡県の単組の皆さん、藤田委員長はじめ県本部の皆さん、ありがとうございました。