▼ 富山県被災自治体視察
 1月11日も自治労富山県本部の協力を得て、地震の被害が大きかった氷見市に行ってきました。
 菅沢県議と荻野市議、退職者会の矢方さんにご案内いただき、家屋の倒壊等により自主避難をしている公民館や街の被害状況をお伺いしました。
 被災された方からお話しを聞きましたが、今後の生活再建に向けた不安を抱えておられました。
 市役所OB職員(会計年度任用職員)が復旧に向け作業されていましたが、断水していた水道は復旧しつつあります。通常より送水量を多くしていますが、漏水している管もあり節水を呼び掛けながらの復旧をめざしていました。
 災害ごみの仮々置き場の課題、そこから仮置き場までの搬入などの課題もお聞きしています。
 全壊、半壊、一部損壊の家屋は相当数になると見込まれています。復旧事業における国の補助率の引き上げは欠かせません。引き続き、現地の状況をお聞きしながら被災者支援を政府へ求めてまいります。
 また、氷見市は志賀原発から30キロ圏内に入っており、原子力災害へのリスクもあります。岸田政権は昨年原発推進に舵を切りました。しかし、志賀原発は今回の地震で最大3メートルの津波があったと発表しているとおり、地震が多い日本には原子力発電は適していません。今回の志賀原発の情報発信のあり方も含め調査が必要です。
 
▼ 国政報告
 夕方からは、自治労埼玉県本部の単組代表者会議・春闘討論集会・組織集会で被災地視察の報告を含めた国政報告をした後、自治労東京都本部 2024新春旗開きに参加しました。