5月11日、本日も以下数多くの活動を行いました。

▼ 会派総務部会
 「持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドライン」について、総務省からヒアリングしました。これまでは公立病院「改革」プランでしたが、新型コロナウイルス感染症も踏まえ地域医療の重要性が認知され、「経営強化」となりました。
 医師の働き方改革によって、地方の医師確保や派遣が難しくなる可能性が高く、都道府県任せにせずに国としての対策が重要です。


▼ 本会議
 参議院本会議は、新議員の紹介後、宅地造成等規制法改正法案の趣旨説明と質疑が行われました。
 立憲民主党は羽田次郎議員が初登壇。熱海の土石流災害を受けて盛土の規制や行政代執行などが盛り込まれているものの、実行性や自治体への支援など不透明な部分を質疑しています。
 上がり法案の採決は4本。経済安保推進法は賛成しているものの懸念点も多く、石川大我議員が討論に立ちました。公認会計士法改正案、教育職員免許法改正案、特定外来生物被害防止法改正案も賛成し、すべて可決・成立しました。

▼ 菱谷良一さんと懇談
 1941年、旭川師範学校の学生として描いた生活図画を共産主義思想と結び付けられ、治安維持法容疑で逮捕、1年以上投獄された菱谷良一さん(101歳)と懇談が行われました。私は本会議なので秘書が代理出席しました。
 戦中の思想弾圧事件の当事者からお話を聞くことは過ちを繰り返さないためにも大事です。


▼ 参議院経済産業委員会
 「安定的なエネルギー需給構造の確立を図るためのエネルギーの使用の合理化等に関する法律等の一部を改正する法律案」に関し、3人の参考人から意見をお聴きした後、質疑を行いました。

▼ 会派内閣部会・立憲民主党ジェンダー平等推進本部合同会議
 議員立法「性暴力被害者の支援に関する法律案」について協議しました。


▼ 自治労「消防政策議員懇談会」総会
 今回から事務局長となります。全国消防職員協議会の須藤会長、田立事務局長から、消防職場の現状と課題をお聞きしました。団結権回復の課題、パワハラやセクハラのみならず、新たな課題として、24時間勤務など過酷な状況の中で定年延長への不安、新型コロナウイルス感染症による救急現場の課題など、事態は深刻です。消防職員の処遇改善は住民の生命・財産を守るためにも急務です。