ありがとうございます!

「157,849」という得票で相原久美子参議院議員から託されたバトンをしっかりと受け取ることができました。

大変多くの皆様からご支援をいただいたこと、そして、この間支えていただきました皆様に、改めて感謝申し上げます。この議席は、皆様の議席です。

私は約2年間で800以上の市町村を訪問し、現場や地域の皆様から様々なお話しをお伺いしてきました。どこを回っても共通してお伺いした課題は「人手不足」です。人口減少・少子高齢が進み、地方が疲弊する中、医療、介護、障害者支援、子育て、教育など、行政サービスに対する需要が高まっています。その一方で、行財政改革により職員が減らされ、慢性的な長時間労働が強いられ、さらには低賃金で不安定雇用の非正規労働者が増えています。住民の生活を支える側である職員が疲弊している現状にあります。公共サービスの現場が疲弊してしまえば、それを必要としている住民へのサービスが充分に行き届かなくなってしまいます。巡り巡って国民の皆さんの生活に不利益となってしまっています。

近年頻発している災害対応も、大きな課題となっている児童虐待防止も、これらに対応するのは全て人、公共サービス労働者です。公共サービスを守ることは、そこに暮らす全ての住民の生活を守ることにつながるものと、私は考えます。だからこそ、公共サービスを守り、地域・地方の人々の暮らしを支える体制、地方自治・地方財源の確立をめざし、取り組んでまいります。

今回の参議院選挙、残念なことに自民党・「安倍一強」体制が継続されることとなりました。今後は安倍首相が悲願としている憲法改正も、議論が進められることが予想されます。厳しい情勢ではありますが、安倍政権に対峙し、地方・地域に住む人々の命と暮らしを守るため、私も与えていただきました新たなステージで頑張っていきます。

また、投票率50%を切るという結果は、政治への関心と期待感の希薄化を表しているものであり、今後の課題でもあります。わかりやすく伝え、関心を持ってもらえるよう努力していきます。

冒頭でも申し上げましたが、今回、私が頂いた議席はご支援いただいた皆さん、「157,848」人をはじめ皆様の議席です。まだ議員会館の私の部屋は決まっておりませんが、どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。そして皆さんの抱えている課題や思いを教えていただくことが、参議院議員「岸まきこ」を育てることになります。どうぞ今後とも変わらず、ご指導・ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。

2019年7月23日

岸 まきこ