7月は「自治労安全衛生月間」です。安全衛生の基本は「予防」です。怪我をしたり病気を発症してからでは遅いんです。みんなで職場を点検し、危険なものや有害なものを取り除いていくことが大事です。自分もまわりの人も安全と健康が守られる職場とするために行動していきましょう。

さて、国会では、32日間の会期延長となり、働き方関連法案を与党が強行的に成立させようとしています。国民が望んでいた働き方改革は、非正規労働者の処遇改善と長時間労働の是正です。しかし、安倍政権は経団連の要請に従う形で「高度プロフェツショナル制度の導入」を押し切りました。これは「所定労働時間」という概念をなくしてしまう危険なものだと私は思います。改ざん、隠ぺい、嘘のデータ、人権侵害、労働者を守るための労働法ですら数の力で押し通す、こんな異常な政治を止めなければなりません。今こそ、みんなで行動を!