7月10日~12日、熊本県本部の単組を訪問しました。

7月10日は自治体退職者会熊本県本部「サマーセミナー」で挨拶した後、五木村職、相良村職、山江村職を訪問し、球磨地区支部「政策実現をめざす学習会」に参加しました。若い組合員から「時間外労働が慢性化しているため、将来に希望が持てない。育児や介護をしなくてはならない世代になった時、働き続けることはできないのではないかと思う」という発言がありました。日常業務でも溢れすぎている環境を変えなければならないと思います。

7月11日は人吉球磨広域労組、湯前町職、多良木町職、多良木病院労組、あさぎり町職、錦町職、人吉市職を訪問し、夜は八代・芦水地区支部の学習会に参加しました。住民が安心して暮らしていくためにも介護や保育の職場は必要不可欠ですが、非正規雇用や低賃金という処遇の悪さから人材が不足しているというお話を受けました。また、地域医療についてのご意見もいただきました。高齢者は近くに病院がなければ通院することすらできなくなります。地域医療を守るためにも、医師や看護師の確保、不採算部門の経営安定が課題です。

7月12日は水俣市職労連、津奈木町職、芦北町職、八代市職労、氷川町職を訪問しました。ラスパイレス指数の問題点や現業職員の採用抑制により仕事が忙しくなっていることなど意見交換しました。自治体職員が減らされてきたことによって、多発している自然災害への対応も難しくなってきています。人員不足は深刻な課題です。

豪雨の後、そして猛暑の中ご対応いただいた単組の皆さん、県本部の皆さん、ありがとうございました。