4月27日、西成区釜ヶ崎地域のNPO法人等にご協力いただき、簡易宿泊所を転用したアパートの一室やシェルターなどを見学してきました。無保険で働かされてきた日雇労働者の高齢化が進み、この地域では生活保護者が増えていることなど、現状と課題についての説明を受けました。人権が守られる社会をつくるためにも多くのことを学ぶ機会となりました。

また、市立から大阪府と統合され、地方独立行政法人となった大阪健康基盤研究所や大阪産業技術研究所などを訪問し、組合員の皆さんと意見交換しました。市民の健康保持や食品の安全、技術サポートなどを行う重要で公的な役割の研究をしています。しかし、独法化されたことにより、市との連携をスピーディーにできなくなったことや予算が縮小されていることなどの課題をお聞きしました。

大阪では、全造幣労働組合の藤本中央執行委員長にもお会いすることができました。お忙しいところありがとうございました。